「'94 インターテック」
新生JTCC、奇跡の逆転劇 ―内外精鋭2L4ドアセダン30台余の攻防
クラス2(2L自然吸気エンジン/4ドア)車両でツーリングカーの全日本選手権が争われた初年度の最終戦。の星野一義(日産プリメーラ)が第1レースを制したかと思えば、HKSパワー炸裂のアンソニー・リード(オペルベクトラ)が29台ゴボウ抜きの2位。タイトル争いの行方も二転三転の混沌で迎えた第2レースでは、アンソニー・リードにの関谷正徳(トヨタコロナ)がからむ。様々な思惑を含んで大混戦となった第10回インターテックは、短距離戦ゆえの熱い戦いが随所に展開した。