続報! 新型スペチアーレの真相。
前号でも掲載したフェラーリの新型スペチアーレの存在……。それはデビューまでの時間の経過と共に徐々に明らかにするかの如く、戦略的に情報を流しているかのようだ。続報としてお伝えしよう。
“スポーツ”の捉え方。 911Carrera S × SL 550
ベンチマークとしてほぼ50年の間も君臨する911、300SLを始祖とするエクスクルーシブロードスター、SL。互いを意識する存在となった類い稀なる個性を持った両雄は現代のスポーツカーの在り方をそれぞれに独創的に表現したモデルだ。互いに電子デバイスで武装するが、ポルシェとメルセデス、“スポーツカー”の捉え方の違いを清水和夫が分析した。
5年後のGT-R。
日産「GT-R」の開発チームが、ニュルブルクリンク24時間レースに参戦する。この一文に違和感を覚えるだろうか? ニスモとしてではなく、日産が、である。「レースのためのレースはしない」。GT-R開発総責任者・水野和敏が、車両開発のための試験場に選んだのが、世界で最も過酷といわれる耐久レースというわけだ。その狙い、その思い、すべては5年後のためにある。