新たなる究極。LaFerrari
新世代のスーパースポーツカー界を代表するべく、遂にデビューした新型スペチアーレ。その名も“ラ フェラーリ”。即ちザ・フェラーリと総帥モンテゼモロが名付けたという。ミッドに搭載されるV型12気筒ユニットに独自のハイブリッドシステムを組み合わせ、総合最高出力は963㎰を達成、499台の限定生産として華々しくデビューを飾った。そしてこれこそ第四次スーパーカーブームの中核を成すモデルである。その斬新なディテールの内に秘めた最新鋭の技術力に迫ることにしよう。
打倒“F”へのアプローチ。McLaren P1
F1での戦いを公道にも持ち込むかの如く“打倒F”を匂わせるマクラーレン。一足先に昨年秋にスタディモデルを公開したP1の市販型が遂に発表された。そして注目すべき点は、言うまでもなくそのパワーユニットに他ならない。既存のV8ツインターボにエレクトリックモーターを組み合わせた結果、合計916㎰&900Nmというパワー&トルクを実現、Fにも迫る数値を見せる。まさに野心に燃えるマクラーレン、その真相に迫る。
すべてがハイライト。LIVE REPORT ジュネーブ・ショー2013
ジュネーブ・ショーは、本当に多くの話題で満ち溢れていた。その象徴的な存在といえるのは、もちろんフェラーリの新型スペチアーレであるラ フェラーリや、マクラーレンP1、あるいはランボルギーニ・ヴェネーノといった、スーパースポーツの世界に、新たなハイエンドを定義することになるモデルたちだが、これが「並みの年」であるのならば、もっと大きな話題性を呼ぶだろうと思われるモデルも、ジュネーブで続々とデビューを飾った。