第8戦 アゼルバイジャンGP号
最高速360㎞/h超の全長2㎞のロングストレートを持つ
中東アゼルバイジャンのバクー市街地サーキット。
圧倒的なパワーアドバンテージを誇るメルセデス勢が、
ここでは有利にレースを運べるとの下馬評だった。
事実、予選トップ10で6台がメルセデス・ユーザー。
シリーズランキングトップのセバスチャン・ベッテルも
ここでは2位キープが精一杯という情勢だった。
しかし、レースがスタートしてみると、
序盤から接触が相次ぎ、コース上は大波乱。
飛び散った破片やマシン回収のために、セーフティカーや
赤旗でレース中断となる混沌とした展開となった。
そのセーフティカーラン中、トップのルイス・ハミルトンが
減速したところにベッテルが追突、激昂したベッテルが
ハミルトンのマシンに体当たりして抗議する一面もあった。
この行為は、のちにベッテルにペナルティが課されるが、
トップ走行中のハミルトンにも、ヘッドレスト装着不備で
走行中に浮き上がるというトラブルが発覚。
ランキング1位2位がともにピットインして後退という
異常事態が勃発してしまう。
そんななかで、優勝したのはこのコース絶対不利を言われた
レッドブル・TAGホイヤーのダニエル・リカルド。
2位には1周目の接触で後退したはずのボッタス、
3位にはデビュー8戦目の18歳、ランス・ストロールが入った。
一体このレース、どうしてこんな結末を迎えたのか?
今シーズン、現時点で一番の大混戦となった一部始終を
多角的な切り口で解説していきます!
新連載
佐藤琢磨の2017インディ挑戦記
特集
どこよりも早い2018年ストーブリーグ情報
リカルドは2019年にフェラーリ移籍が決定!?
クビカがF1復帰? パーマーは来期絶望?
アロンソの去就はマクラーレンとホンダ次第
などなど
インタビュー:ランス・ストロール
「七光りなんて関係ない」
レースレポートの情報が満載!
F1の持つ多様な世界に触れることができる、
それがF1速報。
巻頭巻末を飾る速報ページで、
臨場感と詳細なデータを提供。
そして、さらにこの世界にかかわるさまざまな人々の本音やF1マシンの持つテクノロジーなどシーズンの流れに応じてピックアップ。
関連商品