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幕末・維新を動かしたあの人物たちの知られざる「第二の人生」
幕末・維新を動かした、
あの人物たちの知られざる「第二の人生」 目次
【第一章】「明治」をつくり上げた勤王の志士
《薩摩藩》
西郷隆盛:西南戦争で死んだはずの英雄がじつは生きていた!?
西郷従道:明治政府の重鎮となった男が「国のトップ」に立たなかったワケ
大久保利通:明治新政府を牽引した傑物、じつは嫌われ者だった!?
村田新八:隆盛のそばに侍り、隆盛とともに終えた人生
川路利良:一日の睡眠時間はなんと四時間! 身を削って確立した警察制度
森有礼:国家の質を高めるために――人生を懸けて成し遂げた教育改革
海江田信義:西郷の盟友が晩年に全精力を注いだ一大事業とは!?
黒田清隆:西郷の死が引き金に!?酒癖の悪さからかけられた夫人殺害疑惑
五代友厚:数々のビジネスを手掛けるも、死後に残ったのはなんと借金!?
島津久光:開明政策に腹を立て、鬱憤晴らしの花火を打ち上げる
小松帯刀:薩長同盟の立役者も愛した女性には弱かった!
松方正義:日本銀行を設立し、政府を財政危機から救った「財政の神様」
桐野利秋/篠原国幹/別府晋介/大山綱良/吉井友実/奈良原繁/椎原小弥太/野村忍介
《長州藩》
木戸孝允:維新の元勲も病には勝てず……涙もろく、愚痴をこぼした晩年
伊藤博文:異例の速さで出世を遂げた男に襲いかかった凶弾
山縣有朋:汚職事件で辞任!?とにかくがめつかった「日本軍閥の祖」
大村益次郎:近代日本陸軍の創設者、国のルールのために命を落とす!?
寺内正毅:武力で解決を図る総理に対して国民が立ち上がる!
桂太郎:西洋人とのちがいを明らかにするために自分の「脳」を提供!?
井上馨:慣れぬ洋装に滑稽なダンス、空回りに終わった条約改正交渉
毛利元敏/前原一誠/山田顕義/広沢真臣/品川弥二郎/滝弥太郎/井上勝之助/井上勝
《土佐藩》
坂本龍馬:すでに明治時代に神格化!?全国を席巻した「龍馬ブーム」
板垣退助:「板垣死すとも自由は死せず!」……じつはそんなことを言っていない!?
後藤象二郎:政界に返り咲くため、あえて被った「裏切り者」の汚名
岩崎弥太郎:薩長政権と結びついて三菱財閥の基盤をつくり上げる!
山内容堂:政務を投げ出して送った酒びたりの日々
中江兆民:自由民権思想の啓蒙家には商才が皆無!?
福岡孝弟/河野敏鎌/谷干城/田中光顕/佐々木高行/高松太郎/長岡謙吉/山本琢磨
《佐賀藩》
江藤新平:反乱の首謀者に担がれ、政敵に追い落とされた晩年
大隈重信:いまだ破られない総理大臣最年長在任記録
副島種臣:堂々とした外交交渉で世界に轟いた名声
《京都朝廷》
有栖川宮熾仁:公卿から軍人へ――戦の第一線で活躍した二人目の陸軍大将
岩倉具視:近代化に貢献した公卿が日本で初めて受けた告知とは!?
西園寺公望:誰も逆らえない!?四時代に渡って活躍した最後の元老
三条実美:維新に貢献するも存在感なし!?名誉職に甘んじた公家
《福井藩》
由利公正:大火で焼失した銀座を煉瓦街へと変貌させる!
【第二章】幕府への「義」を貫いたサムライ
《江戸幕府》
徳川慶喜:意気消沈した最後の将軍、趣味の世界に生きる
徳川家達:六歳で継いだ徳川宗家当主の宿命、幻に終わった「徳川内閣」
榎本武揚:新政府の重鎮となった旧幕臣が追い求めた「刀」って!?
勝海舟:「コレデオシマイ」、幕府に捧げたその生涯
大鳥圭介:「昨日の敵」から一転、新政府の発展に寄与した英才
前島密:旧幕臣がつくり上げた全国を結ぶ「郵便の道」
福沢諭吉:新政府への出仕はNO! 在野の立場から国民の教育にあたった啓蒙家
渋沢栄一:日本実業界を牽引した「資本主義の父」が唯一嫌った人物って誰!?
大久保一翁:江戸無血開城後は新生徳川家の再生に尽力!
人見勝太郎:最後まで新政府軍に牙をむいた男は維新後、実業家に転身!
山岡鉄舟:旧幕臣に与えられた維新後の一大仕事とは!?
島田三郎:汚職許すまじ! 正義を貫いた純真のジャーナリスト
塚原昌義:戦闘が続くなかで選択したのは、なんと海外亡命!
板倉勝静/小笠原長行/永井尚志/福地源一郎/成島柳北/竹中重固/荒井郁之助/西周
《会津藩》
松平容保:旧会津藩士を思い、ひっそりと生活を送った元会津藩主
西郷頼母:罪を許されたのちに勤めたのはかつての主君と同じ職場!
柴五郎:「賊軍」出身でありながらもつかんだ陸軍大将という栄光
飯沼貞吉:電信技師として明治を生き抜いた白虎隊の生き残り
山本覚馬:仇敵に先見性が認められ、京都の国際都市化に貢献!
秋月悌次郎:会津戦争の戦犯が実直な教師として後進を導く!
山川浩(大蔵)/佐川官兵衛/山川健次郎/柴四朗
《庄内藩》
酒井玄蕃/菅実秀
《仙台藩》
星恂太郎/細谷十太夫
《上総請西藩》
林忠崇:藩主自ら脱藩! その後に待ち受けていた辛く苦しい生活……
《水戸藩》
徳川昭武:水戸藩最後の藩主として選択した新政府への恭順の道
【第三章】「士道」を追い求めた新撰組隊士
《新撰組》
近藤勇:いったいどこへ消えた!?謎に包まれる新撰組局長の遺体の行方
土方歳三:近藤勇同様、いまだ特定されていない新撰組副長の遺体のありか
斎藤一:義を重んじ、会津藩士となった三番隊組長
永倉新八:「真の新撰組像」を後世に伝えた剣客
相馬主計:島の子どもたちから愛された晩年、唐突に訪れた終焉
原田左之助:戊辰戦争後、ひそかに中国へ渡って馬賊の頭領に就任!?
島田魁:新撰組一の巨漢は明治時代、レモネードを売っていた!?
三浦啓之助/近藤芳助/三木三郎/立川主税/阿部十郎/斎藤一諾斎/粂部正親/安富才助
【第四章】日清・日露戦争を勝利に導いた「軍人」
《薩摩藩》
東郷平八郎:連合艦隊司令長官に就任できたのは「運がよかった」から!?
《桑名藩》
立見鑑三郎:賊軍の将から陸軍の頂点へ! 武人の道を突き進んだ生涯
《長府藩》
乃木希典:二度目の失態以降、ずっと待ち続けた「死ぬ機会」
《薩摩藩》
大山巌:何事にも動じない偉大な将が日露戦争を勝利に導く!
《徳山藩》
児玉源太郎:西南戦争後、遊びが過ぎて借金地獄に陥った!?
《伊予松山藩》
秋山好古:「日本騎兵の父」は晩年、校長として生徒のよき見本となる!
《薩摩藩》
山本権兵衛:二度に渡る内閣組閣も、天に見放された「不運の宰相」
伊東祐亨/川上操六/樺山資紀/黒木為楨/伊地知幸介
《福岡藩》
明石元二郎
《土佐藩》
島村速雄
《徳山藩》
長岡外史
【第五章】近代国家樹立に貢献した「官僚」
《紀州藩》
陸奥宗光:明治を代表する外交官は明治天皇に嫌われていた!?
《飫肥藩》
小村寿太郎:粘り強い交渉の末に勝ち取った不平等条約の改正
《仙台藩》
後藤新平:卓越した政治センスの持ち主が首相になれなかったのは「性格」のせい!?
高橋是清:戦費の半分近くを調達した日露戦争勝利の陰の立役者
《南部藩》
原 敬:武士の身分を自ら捨てた男が日本の頂点に立つ!
【COLUMN】女性たちの「明治維新」
① 愛加那
② 和宮
③ 山本八重
④ 大山捨松
おもな参考文献
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