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ダイエット・美容
成功するカラダを作る!スポーツ選手の栄養と食事

2018.02.02
不定期刊
定価1540円 (本体価格1400円)
ISBN:9784779635335

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成功するカラダを作る!スポーツ選手の栄養と食事
元バレーボール女子日本代表
栄養コンサルタント
杉山 明美著

最新栄養学で驚くほど生まれ変わる!

「現役選手はもちろん、スポーツをしている子をもつお母さんに必読です!
未来のアスリートが育つヒントがきっとあります!」
木村沙織(元女子バレーボール選手)

はじめに

 私は1987 〜1998 年までNEC レッドロケッツというバレーボールチーム
に所属していた元アスリートです。現在、法政大学でアスリート達に「スポーツ栄養学」
を教えるチャンスを頂いています。この本は主にその授業の内容をまとめたものです。
私が教えているのは、現在主流となっている栄養学(食物栄養学)ではなく、新しい
栄養学(分子栄養学)です。分子栄養学を伝えたい理由は、元アスリートとして「分
子栄養学の必要性」と「栄養管理の重要性」を強く感じているからです。
 私はバルセロナオリンピックの前年まで日本代表にいましたが、体調不良が改善で
きず、あと少しというところでオリンピック出場という大きなチャンスを自ら手放し
た経験があります。私の場合は、ヘリコバクターピロリ菌によって胃の粘膜が荒れた
ことによる栄養の吸収不全が根本原因にありました。現在、トップアスリートのサポー
トは、食事を管理する管理栄養士、病気やケガの治療を行う医師、コンディションの
管理をするトレーナーが主に行っています。「それはなぜ起きたのか?」を考え、身体
の機能改善を目指す分子栄養学の知識があれば、あのチャンスを逃すことはなかった
かもしれません。現在のサポート体制に分子栄養学を取り入れ、選手の栄養状態を把
握した上で、より適切なサポートができれば、アスリートに起こる様々な問題に対し
解決できることが増えると考えています。
 現役時代の経験から、結・果・はコンディションの影響を受けると感じていました。現在、
分子栄養学ではコンディションは栄養状態により決まり、栄養状態がいい人ほど、物
事に対する興味・関心が高い、またやる気があることなどがわかっています。どのよ
うな栄養管理をするかが人生を変えていくのです。
 そしてこれらを学生だけでなく、多くの方々に知ってもらいたいという願いから、
この度、授業内容を公開することにしました。スポーツでチャレンジする人の栄養管
理のバイブル本として贈ります。
杉山明美

「成功するカラダを作る! スポーツ選手の栄養と食事」 <目次>

はじめに 2
押さえておきたい栄養素の働き 12
押さえておきたい代謝の仕組み 14


●《PART1》スポーツ栄養学— 育ち盛りのアスリートたちの能力を引き出す食事学

【01】まずは脳の栄養管理から! 脳をフル活動させよう! 16
【02】それはなぜ起きたのだろう?と考え、根本的な解決をしよう! 19
【03】国の基準では栄養が足りない! 22
【04】個体差をふまえた栄養補給をしよう! 23
【05】至適量を目指そう! 26
【06】カロリーは悪者ではない! カロリーも栄養もとること  27




●《PART2》症状別・スポーツ栄養学のアプローチ

【鉄欠乏01】鉄欠乏の改善は、パフォーマンスアップの第一歩! 30
【鉄欠乏02】根本的な原因を見つけ、適切な栄養補給を! 34
【低血糖01】競技成績が不安定、その原因は低血糖かもしれません 37
【低血糖02】GI値を食品選びの目安に! 食生活を見直してみる 40
【ケガ01】多くのケガは栄養で予防ができる 43
【ケガ02】ケガをしない強靱な身体をつくるには…… ? 44
【ケガ03】質の良い筋肉はどうしたらつくれるの? 49
【減量01】「やせたいから食べない」ではパフォーマンスがダウンする 50
【減量02】できるだけ筋肉を落とさず体脂肪を落とす方法とは? 54
【増量】いつまでも細身の身体なのはなぜ? 57
【スタミナ(体力)アップ】いつもバテ気味な人が、目を向けるべきポイント 61
【メンタル01】気持ちをコントロールできないのはなぜ? 63
【メンタル02】ストレスがあると、お腹の調子が悪くなるわけとは? 66
【メンタル03】試合後半にミス…… 「しっかりしろ! 」と叱られてしまう 69
【消化吸収のトラブル】いつも便秘、緊張すると下痢…… そんなお腹の調子を整えたい 71
【睡眠のトラブル】ぐっすり眠れない人が摂るべき栄養素はコレ! 74
【活性酸素障害】運動中の肉離れや腹痛を引き起こす元凶とは何? 76
【脱水症】暑い夏の練習・試合で脱水症状を防ぐには? 78
【風邪】風邪に負けない身体をつくるには? 80



●《PART3》シチュエーション別 力を発揮するための食事計画

【1日の食事内容】1日6食は当たり前!?補食で目標のカロリーを摂る 84
【朝〜昼】朝練が早朝からあるときも、練習の前は必ず食べる! 86
【練習前】昼食の後、練習が終わるまでは何も食べないほうが良いの? 88
【練習後】運動でへとへとになった後のベストな栄養補給の方法とは? 90
【夕食まで】親の帰宅時間が遅くなり、帰宅から夕食まで時間があく場合 92
【試合の数日前から直前】試合の日が近づいてきたら、グリコーゲンを蓄える食事に 93
【試合中・後の栄養補給】試合の途中で栄養と水分を効果的に補給するには? 97



●《PART4》食事で解決!成長期のアスリートお悩み相談室

【Q1】バレーボール部に所属する中2の娘は、よその子ほど背が伸びず、遺伝かと心配です。
    食事で変えられることはないですか? 100
【Q2】小6 で水泳教室に通う男子。夕食を食べて1時間もすると「お腹すいた」と言うので、
    どうしたものかと困っています。 102
【Q3】中学校でテニスを始めた息子は肉が苦手です。スタミナをつけさせたいのですが、
    どうすればいいでしょうか? 104
【Q4】野球をしている中2の男子がいます。練習を終えて帰ってくると、家ではダラダラ
    して注意するとすぐイライラして逆ギレ…… 。どうしたらいいか手を焼いています。106
【Q5】小5 の男子でバスケットをやっています。成長痛が始まりかなり痛そうなのですが、
    何か栄養面で気をつけることはありますか? 108
【Q6】17歳になる中距離走の選手の娘が「もう頑張れない」とふさぎこんでいます。
    思春期のホルモンのせいでしょうか? 110
【Q7】娘は16歳のフィギュアスケートの選手です。油抜きダイエットで逆に体脂肪が増え、
    ジャンプ力が落ちてしまいました。 112



●《PART5》スポーツ栄養学のベーシック —栄養素の働きを知る

【タンパク質01】タンパク質は身体をつくり、機能させている! 確実に補給を! 116
【タンパク質02】誤解の多いタンパク質 摂りすぎではなく不足が問題 118
【糖質01】糖質は即効性のエネルギー源! グリコーゲン貯蔵でスタミナアップ 122
【糖質02】人工甘味料は要注意! 糖類・糖質ゼロに惑わされない 124
【脂質01】少量でカロリーが摂れる脂質から、発育と活動のための力を得る 127
【脂質02】肉の脂身を嫌う前に、脂質のバランスを考えよう 129
この食品でタンパク質・糖質・脂質をたくさん摂る! 132
【ビタミンA】摂りすぎる心配は無用! 肌や目の健康を守るビタミン 134
【ビタミンB群】子ども、アスリートはビタミンB 群の欠乏に注意 136
【ビタミンC】抗酸化作用に活躍する栄養素は、ストレス対策としても重要 139
【ビタミンD】丈夫な骨をつくり育てるには、日光を浴びてこのビタミンをつくる! 140
【ビタミンE】運動で生まれた活性酸素を撃退! 頼もしいスポーツビタミン141
この食品でビタミンをたくさん摂る! 142
【カルシウム01】骨をつくり生命活動を支えるミネラルの重要性 144
【カルシウム02】成長期のアスリートは、乳製品でカルシウム貯蔵を!146
【マグネシウム】カルシウムとのバランスを保ち、代謝に欠かせないミネラル 147
【カリウム】細胞の活性を安定させるミネラル 149
【鉄01】身体の隅々まで酸素を届け、代謝に関わる重要なミネラル 150
【鉄02】ひじきで鉄補給はできない? 吸収率を高める工夫も大切 151
【亜鉛】生命を維持する機能を円滑化し、さまざまな代謝を支える栄養素 153
この食品でミネラルをたくさん摂る! 154
【コエンザイムQ10】エネルギーづくりに必須の補酵素 抗酸化作用もある“ 若返りサプリ” 156
【コンドロイチン硫酸・グルコサミン】関節を守り、ケガ予防・回復にも! 併せて摂ると相乗効果あり 157
この食品でコエンザイムQ10とコンドロイチン硫酸・グルコサミンをたくさん摂る! 158


参考文献 159





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