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1992 鈴鹿同着
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全日本ロードレース選手権シリーズ 第6戦 鈴鹿大会 GP250cc
1992 鈴鹿同着 完全ノーカット版
岡田忠之 原田哲也
ふたりの天才による争いは誰もが予想をし得ない結末となった---
1992年、全日本ロードレース選手権シリーズ GP250cc。
翌年の世界選手権への参戦を控え、全日本4連覇に挑む岡田忠之。
一方、同クラス2年連続ランキング2位、チャレンジャーとして王者の座を狙う原田哲也。
このシーズンは第3戦 0.002秒、第4戦 0.550秒、第5戦 0.074秒、第7戦 0.001秒とコンマ数秒という僅差な記録がふたりの間に次々と刻まれていった。
そして、この6戦 鈴鹿大会。この日もサイド・バイ・サイドのトップ争いを展開する岡田と原田。詰め掛けた監修はその結末に固唾をのんでいた。接戦はそのままラストラップに突入。最終シケインの進入で原田が前に出るが岡田も喰いらいつき、完全な並走状態でチェッカー。両者のタイム差は0.000秒…。戦いの結末は写真判定でもつかず、異例の同着優勝という伝説的なレースが生まれた。
第6戦 鈴鹿大会 決勝：6月21日／天候：晴れ／気温：23.6℃／観客：25000人
実況：高柳謙一 解説：和歌山 利宏
