'73富士ツーリストトロフィー
「'73 富士ツーリストトロフィー」
遠来のフォード・カプリ艦隊、きわどい勝利
―サバンナ勢の健闘、僅かに及ばず
“本場”ヨーロッパツーリングカー選手権を戦うフォード・ワークス来襲で話題を呼んだ1戦。富士の6キロコースを133周(500マイル)して争われたこのレースでは、国産車対フォード・カプリという激戦が繰り広げられた。結局D.グレムサー/T.ヘゼマン/J.マス組のフォード・カプリRS2600が133周を4時間46分で走り切り、フォードの面目を保った。2位にはサバンナRX-3(1周遅れ)、3位はセリカ1600GT(同)がそれぞれ入った。