「1981年鈴鹿1000km」
最終周、真夏の夜の首位交代劇―遠来のポルシェ935が辛勝
1966年に誕生した鈴鹿1000kmレース。1981年、この年から国際格式となりル・マン常連のクレーマーがポルシェ935Kでエントリー。700psのポルシェ935Kに対し国内勢の主力は300psのRX-7。しかし真夏のスズカ特有の酷暑とアクシデントにより2台のクレーマーは後退、戦前の一方的な勝負の予想は裏切られる。 だが、復帰後クレーマーは7周遅れを猛然と挽回するが残り5周で2位のRX-7と共に黒旗でピットイン。雌雄はファイナルラップで決する。