ジャパン・アイデンティティを世界に問うデザイン『日本発というプライド』
サブコンで燃調セッティングを変更
CB1300進化形
熟成の空冷ビッグネイキッド
Ride on Sporty, Run after Comfort
数あるビッグネイキッドの中でも、ある意味でXJR1300は最も熟成の進んだモデルといえるかもしれない。1200がデビューしてすでに10年。空冷直4エンジンとしては世界最大の排気量を誇るパワーユニットに関しては、基本設計から20年もの歳月が流れている。だからといって、XJR1300はローテクなわけではなく、またレトロチックというわけでもない。スポーティーに、そしてコンフォータブルに。熱きハートと骨太な四肢に奢られた最新テクノロジーは、開発陣の手で、時代の申し子たるビッグネイキッドというカタチに昇華した。
XJR1200/1300、10年間の変遷を辿る
進化と熟成の10年間を振り返る
XJR1200がデビューしたのは1994年。XJR1300を含めると、早いものでもう10年目になるロングセラーモデルだ。この間の内部の進化は非常に大きく、初期型と現行型の乗り味はほとんど別物に近いといえる。各イヤーモデルの熟成を再確認し、XJR1200/1300の10年間の進化の意味をあらためて考えてみたい。
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