新幹線の新時代が到来!
新幹線の最新技術がこれ一冊で丸わかり!
[CONTENTS]
青森から鹿児島まで新幹線で行ける時代が到来した2011年の新幹線シーンを振り返る「プレイバック新幹線2011」。そのほかに、引退間近の100系の歴史をイラストで見る「100系FINAL」などを掲載。
巻頭特集
「プレイバック新幹線2011」
青森から鹿児島まで新幹線で行ける時代の到来
東北新幹線「はやぶさ」、山陽・九州新幹線「みずほ」「さくら」の運転開始に代表されるように、新幹線によって2011(平成23)年は大きなターニングポイントとなったと言えるだろう。しかし華やかな新型車両の登場の陰で世代交代も感じさせる1年だった。そして東日本大震災による被災と復興。激動の2011年(平成23)年を振り返ってみた。
1月28日
500系W編成 誕生15周年
3月5日
東北新幹線E5系「はやぶさ」運転開始
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(中略)
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4月29日
東北新幹線全線復旧
5月30日
N700系Advanced投入を発表
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(中略)
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10月20日
JR東海、JR西日本、300系の来春引退を発表
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(中略)
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11月30日
100系新塗色車運用離脱、700系E編成「ひかり」運用激減
300km/hオーバー時代を牽引する新幹線のテクノロジ—
新幹線の技術進化は日進月歩のペースで進んでいるが、ここ数年に登場したJR東海・JR西日本N700系16両編成、JR西日本・JR九州N700系8両編成、そしてJR東日本E5系、E6系が新幹線テクノロジ—の最先端を行くことになる。これら最新形式のテクノロジ—の傾向を探ってみた。
☆JR東海N700系0番代/
JR西日本N700系3000番代
☆JR西日本N700系7000番代/
JR九州N700系8000番代
☆JR東日本E5系
☆JR東日本E6系
Chapter1=先頭部形状
300km/h対応の性能と居住性の両立がテーマ
Chapter2=ユニット構成
編成全体の重量バランスの最適化がテーマ
Chapter3=車体
軽く、強く、低コスト
Chapter4=集電系
騒音対策のメインテーマとして改良が続く
Chapter5=台車・ブレーキ
台車にはJR各社の特色が現われる
Chapter6=システム
新幹線は総合システムだ
Chapter7=新幹線の近未来
北陸新幹線用E7系など新型新幹線が登場予定
100系FINAL
新幹線高速化時代の立役者、来春引退
イラストで見る100系の歴史
国鉄時代末期の1985(昭和60)年、0系のモデルチェンジ版として登場した100系は、2階建て車両、付随車、最高速度220km/hに引き上げるなど、東海道・山陽新幹線の歴史にとって大きなターニングポイントとなるきっかけを作った、JR発足後もJR東海とJR西日本でそれぞれ独自の100系を製造。新技術の試験や速度向上試験にも使用され、300系や500系開発の基礎データも提供した。そんな100系が2012(平成24)年に引退することになった。ここでは100系の歴史をイラストで振り返ってみたい。
Part1
国鉄/JR東海100系編
・X0編成/X1編成
・暫定G編成
・X2〜7編成
・G編成
・G編成さよなら100系
Part2
JR西日本100系編
・グランドひかりV1編成
・P編成/K編成
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