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鉄道のテクノロジー
vol.14 惜別300系「のぞみ」

2012.04.03
不定期刊
定価2200円 (本体価格2000円)
ISBN:9784779614743

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SOLD OUT

vol.14 惜別300系「のぞみ」
【特集1】
2012年3月16日、惜しまれつつ引退
「惜別 100系&300系」

【特集2】
営業最高速度270km/hを実現した
新幹線高速化のパイオニア
「元祖『のぞみ』300系のテクノロジ—」


JR東日本 NE Train スマート電池くんの環境性能
JR北海道733系デビュー
JR東日本E657系のデザイン考察
草町義和遺構シリーズ「バスでたどる廃線&未成線」
2012年3月17日ダイヤ改正トピックス
岸田法眼の鉄道徒然草「優等夜汽車2012」


【特集3】
12月16日の引退発表から
3月24・25日のさよならイベントを追う
「小田急ファイナルレポート」

ツイッターはじめました!
http://twitter.com/#!/tetsuteku

巻頭は、新幹線高速化時代を築き上げた2形式の同時引退を特集した「惜別 100系&300系」。東海道・山陽新幹線撮影地ガイド付き。

巻頭特集
「惜別 100系&300系」

3月16日、新幹線高速化時代を
築き上げた2形式が同時に引退

JR2社から、100系、300系の引退発表があってからしばらくは当たり前のことのように捉えられ、大きく騒がれることはなかった。しかし、「新幹線高速化時代の立役者100系」、「新幹線高速化のパイオニア300系」……こんな代名詞で呼ばれる2形式の終焉を惜しまないファンはいない。今年に入り定期運用から外れたり、昼間の運行がなくなる頃から、ファンはその別れを実感していったようだ。そして、3月16日、東海道新幹線、山陽新幹線の駅・沿線にはファンが続々と集結。10時47分発東京駅300系J57編成、10時52分発新大阪駅300系F7編成、11時43分発岡山駅100系K55編成それぞれの出発と走行シーンを見送った。同じ時間帯に東海道・山陽新幹線に2形式3編成のさよなら列車が運転されるという洒落た演出もあり、その後それぞれの目的に到着し、営業運転を終了した。

東海道・山陽新幹線 撮影地ガイド付き
「300系Best Shot Collection」

新幹線高速化のパイオニアの終焉
「300系ファイナルドキュメント」

F編成300系は素顔のままで引退!
「『のぞみ609号』ラストラン乗車記」

国鉄形新幹線は東海道・山陽新幹線から姿を消すことに
「100系ファイナル」

斉藤雪乃の鉄テクな旅 番外編
「岡山・新大阪で100系&300系をお見送り♪」

特集・元祖「のぞみ」300系のテクノロジ—


現在の新幹線車両の基本ともいえる
テクノロジ—を満載


300系は1990(平成2)年、試作車の9000番代J0編成が落成。同編成は1992(平成4)年に量産化改造を実施。1992(平成4)年度にJR東海0番代・JR西日本3000番代の量産車が登場し、1993(平成5)年度には最終仕様の3000番代2次車が製造された。この間、パンタグラフの削減・交換、パンタグラフカバーの形状変更、ケーブルヘッドの交換・増設、ケーブルヘッドから直ジョイントへの変更などが実施された。さらに最終仕様車では、非線形空気バネへの交換やセミアクティブサスペンションが搭載され、乗り心地も改良された。イラスト付きで番代・編成ごとの特徴や変更点、さらに各車両の搭載機器を、また写真付きでパート別のメカニズムや車内装備を解説していく。


=イラストで見る300系の変遷=
・300系9000番代J0編成(登場時)
・300系9000番代J1編成(量産化改造後)
・300系0番代J2編成(登場時)
・300系3000番代F1編成(パンタグラフ削減後)
・300系0番代J61編成
・300系3000番代F9編成(最終仕様)

=写真で見る300系の技術の進歩=
・300系の車体
・300系の集電システム
・300系の台車・基礎ブレーキ・動揺対策
・300系の主回路システム
・300系の車内

小田急ファイナルレポート

ロマンスカー10000形、20000形
通勤形電車5000形引退

12月16日引退発表から
3月24・25日さよならイベントまでを追う


小田急電鉄は2011(平成23)年12月16日、ロマンスカー10000形HiSE、ロマンスカー20000形RSE、そして通勤形電車5000形の3車種が、3月16日をもって引退することを発表。「あさぎり」を中心に活躍していた20000形と相互乗り入れしていたJR東海371系の撤退もJR東海から発表され、JR東海御殿場線「あさぎり」は、ロマンスカー60000形MSEで統一されることになった。また7000系LSEにも動きがあった。まず1編成が廃車、次に7003編成が旧塗装に戻され、7000系LSEは2編成戸ともに旧塗装で運行されている。発表から車両引退、各種さよならイベントの模様まで徹底レポートしていく。あわせて今後の動向が気になる371系のプロフィールも巻末で詳細に解説する。


前面展望席だけじゃなく一般席の眺望も向上
小田急ロマンスカーのイメージリーダーの終焉
「10000形HiSE」

御殿場線直通の特急車両として誕生した
小田急初のダブルデッカーもその役目を終えた
「20000形RSE」

伝統の小田急スタイルが姿を消した
「5000形通勤形電車」


・ロマンスカー60000形MSEで「あさぎり」全列車を運行
・ロマンスカー引退記念ツアー「小田急全線走破!!」
・ロマンスカー、通勤形電車さよならイベント
・7001編成の引退、そして7003編成の塗色変更


3月16日をもって、小田急20000形RSEとともに
「あさぎり」から引退
「JR東海車両の中で異彩を放った371系テクノロジ—」

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