株式会社三栄

“エコ”であることは、現代のクルマにとって必須とも言える事項。多人数乗車ができるよう、大きなボディを持つミニバンであっても、それは変わらない。

そんな時代の要請に応じて、続々と採用されつつあるギミックが『アイドリングストップ』だ。５月にマイナーチェンジを果たしたステップワゴンはこの機構を全車に採用し、激戦区となるトール形Mクラスの覇権を狙っていたが、この８月にはセレナが『Sハイブリッド』を投入。これは、従来のアイドリングストップを強化したようなシステムだが、効果は絶大。クラス最良の燃費を実現し、ヴォクシー／ノアを含めた同クラスのシェア争いトップを死守する構えだ。第1特集では、そんな新型セレナと新型ステップワゴンに焦点を当てている。

ハイブリッドといえば、エスティマHV譲りのシステムが搭載されたアルファード／ヴェルファイアHVが支持を集めている。なにしろ、2車を合わせた販売台数がセレナをしのぐほどで、300万円オーバーの高価格ミニバンとしては異例の売れ行き。その魅力に迫ったのが、第2特集だ。

他にも、国産・輸入含めて全32車種を徹底詳解！　カタログだけでは分からない使い勝手チェックや各部寸法計測など、タメになる情報盛りだくさんでお届けする。

■LLクラス
トヨタ：ヴェルファイアハイブリッド、ヴェルファイア、アルファードハイブリッド、アルファード
日産：エルグランド
ホンダ：エリシオンプレステージ

■Lクラス
トヨタ：エスティマ、エスティマハイブリッド、マークXジオ
ホンダ：オデッセイ
スバル：エクシーガ
マツダ：MPV

■Mクラス
トヨタ：ヴォクシー、ノア
ホンダ：ステップワゴン、ステップワゴンスパーダ
三菱：デリカD:5
マツダ：ビアンテ

■Sクラス
トヨタ：ウィッシュ、プリウスα、アイシス
日産：ラフェスタハイウェイスター、ラフェスタJOY
ホンダ：ストリーム
マツダ：プレマシー

■SSクラス
トヨタ：シエンタ
ホンダ：フリード、フリードハイブリッド

■Iクラス
フォルクスワーゲン：ゴルフトゥーラン、シャラン
シトロエン：C4ピカソ
メルセデス・ベンツ：Vクラス