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モーターファン別冊・ニューモデル速報
新型オーリスのすべて

2012.09.12
不定期刊
特別定価503円 (特別本体価格457円)
ISBN:9784779615177

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新型オーリスのすべて
スポーツハッチバックというアイデンティティを、徹底的に追求すること。二代目の開発にあたり、オーリスに課された命題は明確だ。ドライバーが、見ても、乗っても、ワクワク。そんなスポーティさが詰まっている。


いわゆる欧州Cセグメントに属するオーリスは、フォルクスワーゲン・ゴルフやアルファロメオ・ジュリエッタ、ルノー・メガーヌなどと競合するモデル。そんな強力なライバルがひしめく中でオーリスが選んだのは、“スポーツハッチバック”として生きる道だった。

その考えは、スタイリングからして一目瞭然。全高を先代から55mm下げることによって、ローフォルムが強調されるようになった。これに伴い着座位置も40mm下がり、スポーツカーらしいドライビングポジションを取ることが可能となっている。

エンジンは1.5Lと1.8Lの2種類が用意されているが、前者はアイドリングストップ機構付き(オプション)で、後者にはバルブマチックが備わる。また、1.8L車のリヤサスペンションにはダブルウイッュボーン式が奢られるなど、走りに対するこだわりは熱く、その最たるものが『RS』グレードの存在だ。
『180G』と同じ1.8Lエンジンが搭載されるが、バルブマチック等の改良によってトルク特性はより低回転寄りになり、最高出力も144psにアップ。トランスミッションは6速MTのみで、サスペンションには専用チューニングが施される。専用デザインのリヤディフューザー&テールパイプ、専用スポーツシートなどにより、内外装にも独自のイメージが与えられている点も、特別なモデルである証だ。

このように、“スポーティ”であることをアピールする一方、居住スペースやラゲッジの使い勝手向上にも余念がない。ホイールベースは先代と変わらないものの、フロントシートバックの薄型化によって膝まわり空間が拡大。ラゲッジに関しては、先代より奥行きを50mm拡大し、360L(VDA法)もの容量を確保されている。さらに、ラゲッジ床面の高さを2段階に使い分けることができる『アジャスタブルデッキボード』(“Sパッケージ”に標準装備)を用意することで、様々な荷物に対応。高い実用性を誇るハッチバックボディとしての本分にも、抜かりはない。

よいスポーティに生まれ変わった二代目。6速MT搭載の「RS」グレードをはじめ、欧州Cセグメントに真っ向勝負を挑む。

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