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モーターファン別冊・ニューモデル速報
新型アテンザのすべて

2013.01.15
不定期刊
特別定価494円 (特別本体価格457円)
ISBN:9784779616655

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新型アテンザのすべて
自動車メーカーが、己の持てる限りの最高の技術を注ぎ込んだ1台……それがフラッグシップと呼ばれるモデルだ。大抵の場合、そういったモデルは贅を尽くしたハイエンドセダンである。しかし、マツダのフラッグシップは、なによりもドライバーの魂に訴えかけるデザイン、走りを追求。同社らしい個性が、詰まっている。

CX-5に続くフルSKYACTIV第二弾として、アテンザが刷新された。その見所は数多いが、①「魂動」デザイン、②SKYACTIV技術、③高い環境性能、④先進の安全装備という4点を中心に紹介していこう。

なによりも注目を集めそうなのが、躍動感溢れるスポーティでグラマラスなエクステリアデザインだろう。コンセプトカーの「靭(SHINARI)」や「雄(TAKERI)」で示されたマツダの新世代デザインコンセプト「魂動」を、量産車として昇華したのがこのアテンザといえる。今にも動き出しそうな強い生命感が特徴的だ。

ロー&ワイドなフォルムも際立っているが、実際のディメンションも大型化されている。全高こそ+10mmとほとんど変わらないが、全長は+125mm、全幅は+45mm(先代セダン比)。上級グレードでは19インチという大径タイヤ&ホイールが装着されている影響もあり、どっしりと路面を捉える、スポーティなフォルムを印象づけている。

ボディやシャシーまでSKYACTIV技術が導入されている中で、新たに登場したのが2.5Lのガソリンエンジン、そして6速マニュアル・トランスミッションだ。この2.5Lエンジンは、2.0Lエンジン同様の13.0という高圧縮比を実現することにより、従来型より10〜15%の中低速トルクアップ、15.6km/LというJC08モード燃費を達成。「XD」グレードに設定される6速MTは、軽量かつコンパクトな設計が特徴で、シフトストロークも従来型より5mm短縮。スポーツドライビングにふさわしい、手首の返しだけでの操作が可能となっている。また、新型アテンザで最良の22.4km/Lという燃費に貢献している点も、ポイントだ。

以上を含めて、エンジンは2.0Lガソリン、2.5Lガソリン、2.2Lディーゼルという3種類、トランスミッションは6速ATと6速MTという2種類をラインナップ。ボディバリエーションはセダンとワゴンで、いずれの場合もパワートレーンやグレード構成は同じだ。

どのパワートレーンにも、アイドリングストップシステム「i-stop」が備えられるのはもちろん、新たに「i-ELOOP」という減速エネルギー回生システムが搭載された。これは、減速時に回生したエネルギーを蓄えるキャパシターという装置を採用することにより、エンジンの発電負荷を減らすと同時に、電装品への発電抵抗を減らすことを目的とするもの。i-ELOOPの作動状況はメーター中央のマルチインフォメーションディスプレイに表示することができ、回生量やキャパシターの残量がひと目で分かるようになっているのも、楽しい演出だ。

安全装備の充実ぶりに関しても、目を見張るものがある。上級グレード「L Package」に搭載される安全装備は、最新高級車のそれに匹敵するほど。ミリ波レーダー、単眼カラーカメラ、近赤外線レーダーという3種類の装置を併用することにより、自動ブレーキや車線逸脱警報システム、ハイ/ロービーム自動切り替えなどの機能が搭載されており、万一の事態に対する備えは、ぬかりない。

このように多くの見所を備えた新型アテンザだが、やはりハイライトはその走りだろう。無重力状態における宇宙飛行士の姿勢を参考に、ドライビングポジションと操作機器レイアウトを決定。アクセルやステアリング操作に対してリニアに応答する「人馬一体」の走りは、マツダらしい楽しさを味わわせてくれるはずだ。

フルSKYACTIV搭載で登場したマツダのフラッグシップ・セダン&ワゴン 2.2Lディーゼルに加えて新たに2.5Lガソリンも投入し、低燃費&スポーティさに磨きを掛けた

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