株式会社三栄

ハイブリッドはもちろん、直噴ターボエンジン、クリーンディーゼルエンジン、プラグインハイブリッドEV……いわゆる“エコ・モデル”の話ではない。これら最新鋭のパワートレーンが搭載されているのは、いずれもSUVだ。

ひと昔前、まだ「ヨンク」と呼ばれていた頃のSUVといえば、悪路走破性に秀でている一方で、大きくて重い図体の影響もありオンロードでは鈍重さが顔を出し、燃費も褒められたものではないのが当たり前だった。しかし、現在の最新SUVは違う。オンロードでも優れた走行性能を披露するばかりか、その巨体からは想像できない低燃費を実現している。

そんな各自動車メーカーが誇る最新パワートレーンを搭載した国産新モデルに迫ったのが、第1特集。スバル・フォレスター（直噴ターボ）、マツダCX-5（クリーンディーゼル）、三菱アウトランダーPHEV（プラグインハイブリッドEV）の実燃費など、各社の技術の粋を集めた最新モデルをチェックしている。

続く第2特集では、プレミアム化が進む輸入SUVのハイエンドモデルをピックアップ。フルモデルチェンジを果たした新型レンジローバーを中心に、ポルシェ・カイエン、メルセデス・ベンツGクラスの哲学や歴史などを踏まえ、その魅力を紐解いていく。

それに続く本編では、全49台の日米欧各国のモデルの詳細を掲載。試乗記はもちろん、使い勝手チェックや各種データなども網羅して、あらゆる方面から1台1台を紹介している。