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その他のクルマ雑誌
伝説のドリ車シリーズ Vol.2 ハチロク伝説

2015.08.21
不定期刊
定価1650円 (本体価格1500円)
ISBN:9784779625732

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その他のクルマ雑誌
伝説のドリ車シリーズ Vol.2 ハチロク伝説
過去、現在、未来
すべてのハチロク使いたちへ

 このムック本を製作するにあたり、忘れられないやりとりがある。ハチロクの魅力、そしてハチロクに乗り続ける理由をチャンプ山下にたずねたときのことだ。
「自分でもわかんないんですよ。なんで乗ってるのかな。もちろん好きなんですよ。でも、その理由がわかんない。ちいさいから? カタチ? エンジン? なんでだろう。もしかしたら、ボクはその理由を見つけるために乗りつづけてるのかもしれませんね」。
 一字一句まで正確というわけじゃないけど、すこし恥ずかしそうな顔をしながらチャンプは間違いなくそのように表現した。全国区のトップドリフターにここまで言わせるクルマなんてそうはない。もはや求道、その言葉からは哲学にちかいなにかが感じられた。同時に、ハチロクにはドリフターを強く引きつける魔力があるということにも気づかされた。
 ハチロクが発売されたのは1983年。もちろんドリフト天国も、創刊当時からこのクルマをひんぱんに取り上げては記事にしてきた。近年では数を減らしてきたものの、非力を軽さでカバーしながらパワーにモノを言わせるハイパワーターボ勢を喰う姿には、まいど興奮させてもらったもんだ。
 あれから21年、いったいどれほどの数のハチロク使いが誌面に登場し、伝説をつくってきたのだろう。ドリアン清水、I.C.B.M.今村陽一、植尾勝浩、そして冒頭でもふれたチャンプ山下…。すこし考えただけでも無数のスーパードリフターたちの名前と顔、そして愛車が思い浮かぶ。
 そんなヤツラが総出演する一冊を作りたい。ハチロクを題材にしたムック本は山ほどあるけど、ドリフトのみに絞った出版物はおそらくこれが初だろう。そしてそれは20年以上ドリフトを追いつづけてきた、ドリフト天国にしかできないはず。
 往年のレジェンドが、歴史に名を刻んだ超改造ハチロクが、そしてあの日の記憶が、時代を超えてよみがえる。

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CONTENTS

The Time Machine 栄光の記憶
DRIFT ENSEMBLE 清水弘毅 × I・C・B・M 今村陽一

Close-up interview
チャンプと呼ばれた男 山下広一
最強のハチロク使い 植尾勝浩

至高のドリ SUPER D-MACHINE REMAKE
今村陽一[I・C・B・M]
前田 謙 [UP GARAGE]
日比野哲也[DROP OUT RACING]
寺崎 源 [G.T WORKS]
植尾勝浩[GARAGE SIFT]

SPECIAL COLUMN 生涯現役宣言
相田君代 [vivian]
高橋 博 [RUNNING FREE]
藤田雅洋[cool“D”]

1994-2015名作ハチロク・ピックアップBEST80

古今東西LEVIN&TRUENO’s ENGINE

車種限定だから楽しい!ドリ走LIMITED
8度6分かなり重症!! ハチロク走行会 Vol.17
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